
World IDとは?
World IDは、安全でパーミッションレスな「⼈間であることの証明(Proof of Human)」プロトコルです。現在、[signups-count]人がプライバシーを守りながらオンライン上で「自分が人間であること」を証明するために利用しています。
World IDは、AI時代のグローバルデジタルパスポートと考えるとわかりやすいでしょう。技術の進歩によって人間とAIが生成したコンテンツの区別が難しくなっているなか、プライバシーを守りながら「人間であること」をオンラインで認証できる手段を提供します。
World IDはどのように取得できますか?
World IDは、World AppなどのWorld ID対応ウォレットで作成できます。World Appは、Worldcoinプロジェクトのために最初に開発されたウォレットで、このプロジェクトを開発したTools for Humanity(TFH)によって作られました。認証済みのWorld IDを取得するには、本人がOrbを直接訪れ、生体情報を使って自分の唯一性と人間であることを認証する必要があります。
Orbは、虹彩画像をデバイス上で取得・処理し、虹彩コードを生成します。このコードは虹彩の模様を表したものです。このプロセスで保存される唯一の情報は、虹彩コードを含む送信メッセージです。すべての画像情報は、暗号化ファイルが本人のデバイスに送信された後、Orbから完全に削除されます。
- World IDのOrb認証について詳しくは、こちらをご覧ください。
- 個人データのデータカストディ(データ保管・管理)に関する詳細情報は、こちらからご確認いただけます。
- 虹彩コードとプライバシー保護についての詳細情報はこちらからご確認いただけます。
- Worldcoinのデータセキュリティ対策についての詳細情報はこちらをご確認ください。

World IDを利用できるのは誰ですか?
誰でも利用できます。World ID はオープンソースかつパーミッションレスなプロトコルです。すべての開発者ドキュメントは一般公開されています。
World IDの利用は個人情報や生体情報と関連していますか?
World IDは匿名で利用できることを前提に設計されています。これは、保有者の取引用ウォレットとは接続されておらず、目的が異なる別個のアカウントと鍵で運用されます。
World IDは、名前、メールアドレス、電話番号、ソーシャルプロフィールなどの個人情報を提供せずに利用できます。すべて任意であり、利用時にWorld側から個人データが開示されることはありません。
ユーザーのWorld IDは、生体情報の確認が行われる前に、デバイス上で生成されます。生体情報は、World IDの認証や(必要に応じて)再発行のためにのみ使用され、利用時に第三者と共有されることはありません。
World IDは、虹彩画像やそこから生成された虹彩コードそのものではありません。Orbで生成された虹彩コードは、他のOrbで生成された虹彩コードと照合されます。本人がまだ認証されていない場合、そのWorld IDが認証済みリストに追加されます。虹彩画像は常にOrbから削除されます。
World IDを利用する際、プライバシーを保護するために使われているツールは何ですか?
ユーザーがWorld IDを使うと、ゼロ知識証明(ZKP)によって、第三者がウォレットの公開鍵やアプリ間の活動を追跡することを防ぎます。ZKPはまた、World IDの利用時に生体情報や虹彩コードが使われないことも保証します。
World IDは、オープンソースのプロトコルであるSemaphoreを使用しており、認証が本人の身元や他のアプリケーションに結び付けられることはありません。
- ゼロ知識証明とSemaphoreについての詳しい解説はこちらでご確認いただけます。
- Worldcoinのプライバシー保護の概要はこちらでご確認いただけます。
詳細情報
World IDの詳細については、World IDページ、開発者ドキュメント、およびWorldcoinプロトコルのホワイトペーパーをご覧ください。
World IDの認証方法とWorldcoinコミュニティへの参加手順については、こちらでご確認いただけます。
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