World デザイン プロトコル
原則、ガイドライン、アセット
デザイン原則
人間らしさ
人間がもつ自然で予測できない一面こそが、イノベーションを生み出す源であると信じています。
普遍性
国や文化・歴史の違いを越え、誰にでも直感的に伝わるデザインを通じて、すべての人がアクセスできることを目指しています。
楽観性
人間の可能性を信じ、テクノロジーがすべての人の力を引き出し、高めていくと信じています。
ブランド概要
すべてのツールは、「World」というコアブランドのもとに存在しています。
ビジュアル・アイデンティティ
Worldロゴ
Worldロゴは、私たちのブランドを象徴するビジュアルの要です。シンプルで明快、そして普遍的。時を超えて受け継がれるデザイン原則に基づき、アクセシビリティ、イノベーション、そして世界とのつながりへの私たちの想いを体現しています。
ロゴマークは、ブランド・アイデンティティの核となる存在です。常にオリジナルの形で使用し、視認性と印象を保つために、周囲に十分な余白を確保してください。形の改変や歪み、許可されていないカラーの使用は、ブランドの一貫性を損なうおそれがあります。
ワードマークは、ブランドのビジュアル・アイデンティティを構成する重要な要素です。ロゴシンボルと調和しながら、私たちの名前を明確かつ洗練されたかたちで伝えます。ワードマークの形を変更したり、引き伸ばしたり、承認されていない効果を適用することは禁止されています。
ロゴロックアップは、ロゴシンボルとワードマークを組み合わせた統一デザインであり、ブランドを最も完全な形で表現します。ロックアップは必ず提供された形式のまま使用し、各要素の比率・間隔・整列を正しく保ってください。要素を個別に分離、再配置、またはサイズ変更することは避けてください。一貫性を保つために、サイズ・余白・配置に関するガイドラインを必ず参照してください。
クリアスペースとは、レイアウト内でロゴと他の要素との間に必要な最小限の余白を指します。ロゴの周囲に確保すべきクリアスペースは、「world」の文字中にある“o”の幅を基準としています
パートナーシップやコラボレーションを示す場合、Worldロゴは他のブランドのロゴと以下の形式で組み合わせることができます。
カラーとグラデーション
- Worldグラデーションは、コアブランドシステムにおける重要な要素のひとつです。希望と楽観性を表現し、背景として使用することで、ブランドを象徴するビジュアル要素として認識されます。
- 使用する際は、指定された色のみを使用してください。
- グラデーションはビットマップとして作成し、その後に着色します。ビットマップの解像度は、次ページのガイドラインに従って設定してください。
グラデーション - 解像度
セカンダリーカラーは、Worldブランドにおいて表現的な場合と実用的な用途の両方に使用されます。具体的な例としては、イベントバッジの権限レベルを区分するための色分け、ローンチ素材における地域ごとのグラデーションフラッグカラー、ユーザーインターフェース内での色の意味付け、そして印象的なビジュアル表現を補完するための要素などがあります。












タイポグラフィ
Lausanneは、洗練されたモダニズムを体現するサンセリフ体で、本文にも見出しにも幅広く対応できる高い汎用性を備えています。クラシックなサンセリフの名書体と肩を並べつつ、デジタルタイポグラフィ特有の特性を融合しています。Worldブランドで使用される唯一のフォントです。
太さ
Worldブランド全体で使用されるLausanneのフォントの太さは以下の3種類です。これらはすべてのコンテンツの基盤となるものであり、例外や新たな追加を行う場合は、社内での承認が必要です。
基本的に、次のルールはブランドメッセージ内のほぼすべてのタイポグラフィのシナリオに適用できます。
本文や長文テキストには300ウェイトを使用します。見出しや大きなディスプレイテキストには400ウェイトを使用し、サブヘッドや小見出しには、メイン見出しよりやや小さくしつつ力強さを保つために450ウェイトを使用します。


行間と文字間
整列
Tiemposコレクションは、エディトリアルデザインのために作られたモダンなセリフ書体です。Tiempos Headlineは大きな見出しサイズ向けに設計されており、実用性と優雅さのバランスを兼ね備えています。
太さ
以下は、Worldブランド全体で使われているTiempos Headlineの2種類の太さです。例外や追加がある場合は、すべて社内承認が必要です。
Tiempos Headlineは、私たちのセカンダリーフォントであり、特定のケースでのみ使用されます。ブランドがユーザーに直接話しかけ、親近感を与えたいときに主に使用されます。
使用用途は広告、マーチャンダイジング、UX内の特定画面などです。すべてのコンテンツ、および例外や追加は社内承認が必要です。
フォントの役割
ソーシャルメディア投稿、キャンペーン、限定感のある表現に使用
Tiemposは、ブランドの表現に温かさと人間らしさをもたらします。ユーザーとより近い距離で心地よく語りかけたい場面に適しており、親しみやすさと上品さを両立したトーンを生み出します。


Notoフォントは、ラテン文字以外の文字体系を幅広くサポートするために、主要なラテンフォントと併用しています。Notoは世界中の言語を網羅する高い対応力を持ち、中国語、アラビア語、キリル文字、日本語など多様な文字体系においても、統一感のある美しいタイポグラフィを実現します。
このアプローチにより、私たちはブランドの一貫性と包括性を維持し、可読性や美観を損なうことなく、世界中のユーザーに母国語の文字体系で情報を届けることができます。
Lausanneが利用できない状況(例:Google スライドなど)では、Google Fontsライブラリからの代替フォントを使用できます。本文にはInterフォントを使用し、見出しにはInter Tightフォントを使用します。使用できるのはこれらのフォントのみであり、Lausanneが利用できない場合に限って使用してください。
構成
グリッドは、デザインシステムにおける最も重要なツールのひとつです。すべてのレイアウトや構成において不可欠であり、常に使用する必要があります。2、4、6、8列など、グリッドの列数はアートボードのサイズや要素の数によって異なりますが、すべての要素は基準となるグリッドに沿って整列させ、マージンに対して均整の取れた間隔を保つようにしてください。
内部資料
すべての内部資料およびブランド関連資料において、ロゴが他のアセットやコンテンツとともに表示される場合、一貫性を確保するためにレイアウトの左上にロゴを配置します。
単独ロゴ
ビデオカードや特定のキャンペーンや発表など、ロゴが唯一の要素であるレイアウトでは、ロゴはレイアウトの中央に配置します。
ソーシャルメディアプロフィール
グラデーション上のロゴ
ロゴをグラデーション背景に配置する場合、可読性を保つために、必ず明るい部分に配置してください。








イラストレーション
主要なWorld製品には、それぞれの特性や提供価値に基づいたイラストレーションが用意されています。
データを表現するには多くの方法がありますが、一貫したスタイルを適用する必要があります。 グラフとグラフの幾何学的形状、塗りつぶしと色の微妙で意図的な使用方法は、データ可視化グラフィックス内の一貫した要素です。
グラデーショングリッドは、カラフルで表現力豊かなグラフィックとして機能し、主に次の2つの方法で使用されます:
- 国の地図の色をグラデーションの遷移に用いた、ローカライズ表現
- 特定の色に依存せず、雰囲気やエネルギーを表現するアンビエントグラフィック。
アイコングラフィー
識別性とナビゲーション性を高めるため、各プロダクトには対応するアイコンが設定されています。これらのアイコンは、それぞれのプロダクトイラストを簡略化した形としてデザインされています。
プロダクトアイコンは、サイズが異なっても線の太さに一貫した印象を保つ必要があります。基準となる線の太さは、アイコンの幅が60pxのときに1.0pxとし、サイズを拡大または縮小する際は、視覚的に基準の見え方と一致するように太さを調整してください。
アイコンをWebなどのレイアウト内で他の要素と一緒に使う場合は、常に左上に揃えてください。複数のアイコンのみが表示され、追加の要素がない場合には、構成の中央に配置することも可能です。
アセット
ヒーローイメージ、グラデーション、WLD通貨シンボル、Orb、World App、World Chainなどのアセットを指します。



